歴史物語

1915年製バッファロー・ニッケルの裏面には何が描かれている?

1915年製バッファロー・ニッケルの裏面デザイン

1915年に鋳造されたバッファロー・ニッケル(正式名称:5セント白銅貨)の裏面には、アメリカバイソンが描かれています。この動物は一般に「バッファロー」と呼ばれており、硬貨の愛称である「バッファロー・ニッケル」もこの裏面のデザインに由来しています。

なお、「インディアン・ヘッド」と呼ばれるネイティブ・アメリカンの肖像は表側(表面)に刻まれたデザインであり、裏面の主役は人物ではなくバイソンである点に注意しましょう。

デザイナーとモデルとなったバイソン

この硬貨は、アメリカの彫刻家ジェームズ・アール・フレイザー(James Earle Fraser)によってデザインされました。表側の肖像は複数のネイティブ・アメリカンをモデルとした合成像とされ、裏側のバイソンについては、当時ニューヨーク中央公園動物園で飼育されていた「ブラック・ダイヤモンド」という名の個体がモデルだったと伝えられています。

まとめ

1915年製バッファロー・ニッケルの裏面に描かれているのは、アメリカバイソン(通称:バッファロー)です。表側の「インディアン・ヘッド」と裏側の「バイソン」の組み合わせこそが、この硬貨が今なお収集家に人気を誇る理由の一つといえるでしょう。