これは本当です。
能の初期段階では、女性が女性役だけでなく、男性役や子ども役までも演じていました。一方で、物語の進行について解説する地謡(じうたい)は、通常男性が担当していたとされています。
なぜ能は男性だけの芸能になったのか
しかし、14世紀後半以降、能は男性だけによって演じられる芸能へと変わっていきました。観阿弥・世阿弥父子による能楽の大成とともに、能は室町幕府や武家社会に取り入れられ、職業的な演者は男性に限られるようになったのです。
現代の能舞台と女性能楽師
現代においても、能のプロフェッショナルな舞台は主に男性によって担われています。ただし近年では、女性能楽師の活躍が目立ち、研修制度の整備なども進んでおり、能をめぐる状況は時代とともに変わりつつあります。