1066年10月14日のヘイスティングスの戦いでハロルド王を破ったノルマンディー公ウィリアム。勝利から年末までのわずか数ヶ月の間に、彼はどのようにイングランド征服を進めたのでしょうか。ここでは、10月から12月にかけての主な出来事を時系列でご紹介します。
1066年10月:戴冠と権力基盤の強化
ヘイスティングスでの決定的な勝利の後、ウィリアムはウェストミンスター寺院でイングランド王として戴冠しました。
続いて彼は、自らの支持者たちを要職に任命し、敵対していた者たちの土地を没収するなど、新体制の権力固めを本格的に進めていきます。
1066年11月:最初の反乱との戦い
11月になると、マーシア人やノーサンブリア人の支援を受けた「ワイルドのイードリック(Eadric the Wild)」率いる反乱が勃発します。
しかしウィリアムはこれを退け、スタッフォード・ブリッジの戦いで反乱軍を撃破することに成功しました。
1066年12月:エドガー・アシリングの反乱と逃亡
12月には、エドマンド・アイアンサイドの孫にあたるエドガー・アシリング(Edgar Ætheling)が率いる新たな反乱が起こります。
この反乱も鎮圧され、追い詰められたエドガー・アシリングとその支持者たちはスコットランドへと逃亡しました。
こうしてウィリアムはイングランドの大部分を支配下に収めます。ただし、北部や西部の地域には依然として抵抗勢力が残っており、征服の道のりはまだ完全には終わっていませんでした。