歴史物語

作家リー・E・ビショップは何を書いたのか?作品一覧をジャンル別に徹底紹介

リー・E・ビショップは、長編小説から共編によるアンソロジー、そして数多くの短編まで、幅広い創作活動を展開している作家です。本記事では、その作品を「長編小説」「アンソロジー」「短編小説」の3つのカテゴリーに分け、発表年とあわせてご紹介します。

長編小説

  • 『ダリアの書(The Book of Dahlia)』(2010年)
  • 『荒野へ――ルイス&クラーク探検隊の物語(Into the Wilderness)』(2011年)
  • 『レッド・バード・ウィンター(Red Bird Winter)』(2012年)
  • 『魔女の時刻(The Hour of the Witch)』(2018年)
  • 『この邪悪な壁の中で(Within These Wicked Walls)』(2020年)
  • 『淑女のための欺瞞と欲望の手引き(The Ladies' Guide to Deception and Desire)』(2021年)
  • 『ヴァイオレット・グラントの秘密の歴史(The Secret History of Violet Grant)』(2022年)

アンソロジー(共編を含む)

ビショップは、他の著名な作家や編集者との共同編集にも力を入れてきました。ホラーとダーク・ファンタジーの分野を中心に、次のようなアンソロジーが刊行されています。

  • 『His & Hers(彼と彼女)』――デイヴィッド・アンソニー・ダーラムとの共編(2009年)
  • 『その年最高のダーク・ファンタジー&ホラー(The Year's Best Dark Fantasy and Horror)』――ポーラ・グランとの共編(2010年)
  • 『未来を恐れよ(Fear the Future)』(2011年)
  • 『その年最高のダーク・ファンタジー&ホラー』――ポーラ・グランとの共編(2011年)
  • 『イヤーズ・ベスト・ハードコア・ホラー 第2巻(Year's Best Hardcore Horror, Volume 2)』――ジェイソン・V・ブロックとの共編(2011年)
  • 『A is for Apocalypse――ホラーと世界の終焉のアンソロジー』――ジョン・ランガンとの共編(2012年)
  • 『シヴァーズVII(Shivers VII)』――リチャード・チズマーとの共編(2012年)
  • 『深淵よりの物語(Tales from the Abyss)』――ロバート・シルヴァーバーグとの共編(2012年)
  • 『帰郷の恐怖譚――ポーの名作「赤死病の仮面」に着想を得た物語集(Terror Tales of the Homecoming)』――シャーリーン・ハリスとの共編(2012年)
  • 『その年最高のダーク・ファンタジー&ホラー』――ポーラ・グランとの共編(2012年)
  • 『メイン街に忍び寄る影(Shadows over Main Street)』――シャーリーン・ハリスとの共編(2013年)
  • 『シヴァーズVIII(Shivers VIII)』――リチャード・チズマーとの共編(2014年)
  • 『その年最高のダーク・ファンタジー&ホラー』――ポーラ・グランとの共編(2014年)
  • 『ねじれし影の書――連作ホラー小説(The Twisted Book of Shadows)』――シャーリーン・ハリスとの共編(2014年)

短編小説

2009年から2010年にかけて発表された短編の数々には、ホラー文学の伝統を感じさせるタイトルが並んでいます。特に2010年の作品群には、怪奇小説の巨匠エドガー・アラン・ポーの古典的名篇と同名の作品が数多く含まれている点が注目です。

2009年発表の短編

  • 「ホーンテッド・ヒル・ロードの家(The House on Haunted Hill Road)」
  • 「マネキンが動き出した夜(The Night the Mannequins Came Alive)」
  • 「窓辺の少女(The Girl in the Window)」
  • 「夏の最後の日(The Last Day of Summer)」
  • 「影の家(The Shadow House)」
  • 「森の中の何か(The Thing in the Woods)」
  • 「屋根裏の女(The Woman in the Attic)」

2010年発表の短編

  • 「呪われたホテル(The Haunted Hotel)」
  • 「鏡の中の亡霊(The Ghost in the Mirror)」
  • 「黒猫(The Black Cat)」
  • 「告げ口心臓(The Tell-Tale Heart)」
  • 「アモンティリヤードの樽(The Cask of Amontillado)」
  • 「落とし穴と振り子(The Pit and the Pendulum)」
  • 「赤死病の仮面(The Masque of the Red Death)」
  • 「モルグ街の殺人(The Murders in the Rue Morgue)」
  • 「マリー・ロジェの謎(The Mystery of Marie Roget)」
  • 「盗まれた手紙(The Purloined Letter)」
  • 「黄金虫(The Gold-Bug)」
  • 「大渦に呑まれて(The Descent into the Maelström / A Descent into the Maelstrom)」
  • 「シェヘラザードの千二番目の物語(The Thousand-and-Second Tale of Scheherazade)」
  • 「真鍮の都(The City of Brass)」

まとめ

リー・E・ビショップの創作活動は、独自の世界観を持つ長編小説から、著名な作家たちとの共同編集によるホラー&ダーク・ファンタジーのアンソロジー、さらにポーへの敬意がうかがえる短編群まで、実に多彩です。2010年代を通じて精力的に作品を発表し続けており、ホラーやサスペンスが好きな読者にとって、ぜひチェックしておきたい作家の一人といえるでしょう。