第885爆撃飛行隊(885th Bombardment Squadron)は、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍航空軍に所属していた部隊です。同飛行隊は、第8航空軍に配属された第492爆撃群の一つでした。
部隊の編成と使用機材
第885爆撃飛行隊は1943年9月1日、ユタ州ウェンドーバー・フィールドで正式に編成されました。当初はボーイングB-17「フライングフォートレス」重爆撃機を装備していましたが、1944年8月にはコンソリデーテッドB-24「リベレーター」爆撃機へと機種更新されています。
イギリスへの展開と実戦での活動
同飛行隊は1943年11月にイギリスへ展開し、1944年1月からヨーロッパでの戦争が終結する1945年5月まで、RAFラヴェナム基地を拠点として作戦行動を行いました。
実戦期間中、第885爆撃飛行隊は多岐にわたる任務に従事しました。主な任務には以下が含まれます。
- ドイツ本土の目標に対する戦略爆撃任務
- ノルマンディー上陸作戦をはじめとする地上作戦の支援
- バルジの戦いにおける戦術的支援任務
受章した勲章と栄誉
第885爆撃飛行隊は、戦中の顕著な活躍により数々の勲章を受章しました。主な受章歴は以下の通りです。
- 殊勲部隊章(Distinguished Unit Citation)
- 空軍優秀部隊賞(Air Force Outstanding Unit Award)
- フランス・クロワ・ド・ゲール(Croix de Guerre)
終戦後の解隊
第二次世界大戦の終結後、第885爆撃飛行隊は1945年8月28日、モンタナ州グレートフォールズ陸軍航空基地において解隊(不活性化)され、その歴史に幕を下ろしました。
部隊沿革のまとめ
- 1943年9月1日:ユタ州ウェンドーバー・フィールドで編成
- 編成時:B-17「フライングフォートレス」を装備
- 1943年11月:イギリスへ展開
- 1944年1月〜1945年5月:RAFラヴェナム基地を拠点に作戦活動
- 戦略爆撃およびノルマンディー上陸作戦、バルジの戦いなどの戦術支援任務に参加
- 殊勲部隊章、空軍優秀部隊賞、フランス・クロワ・ド・ゲールを受章
- 1945年8月28日:モンタナ州グレートフォールズ陸軍航空基地で解隊