実は、タッカー船長はジョン・アダムスが甲板に現れたことに対して怒っていたわけではありません。むしろ、彼の登場を心から歓迎していました。
タッカー船長がアダムスを歓迎した理由
その理由は、ジョン・アダムスが弁護士だったことにあります。ボストン号がイギリス商人によって攻撃された後、タッカー船長は攻撃に伴う法的な問題――法的手続きや紛争の処理など――に直面することになりました。
こうした複雑な法的対応を迫られる中で、法律の専門知識を持つアダムスは非常に心強い存在でした。船長にとって、アダムスは事態の解決に役立つ貴重な助けとなり得たのです。
ジョン・アダムスという人物
ちなみに、このジョン・アダムスは後にアメリカ合衆国第2代大統領を務めた人物であり、当時すでに優れた弁護士として高い評価を受けていました。その専門性ゆえに、船上での法的トラブルにおいても頼れる存在だったと考えられます。
まとめると、「怒っていた」というのは誤解であり、実際にはタッカー船長は弁護士であるアダムスの助けを期待し、喜んで彼を迎えたのだと言えます。