ウィリアム征服王(ウィリアム1世)は、不運な狩猟事故によってその生涯を閉じました。
1087年8月、イングランド南部ハンプシャー州にあるニュー・フォレストでの狩りの最中、王は側近の騎士ウォルター・ティレル(Walter Tirel)が放った矢に腹部を射抜かれてしまったのです。ティレルは弓の名手として知られていましたが、この一射が歴史を変える結果となりました。
この致命的な怪我がもとで、ウィリアム征服王は同年9月9日、フランスのノルマンディー地方の都市ルーアンで亡くなりました。王位は三男のウィリアム2世(赤毛王)が継承し、ノルマン朝はその支配を続けていくことになります。