19世紀(1800年代)、フランスはアフリカ大陸各地で積極的な植民地獲得を進めました。北アフリカから西アフリカ、中部アフリカに至るまで数多くの地域がフランスの支配下に入り、その影響は今日のアフリカ諸国の政治や文化にも色濃く残っています。
19世紀にフランスが設立した主なアフリカ植民地
アルジェリア(1830年)
1830年、フランスはアルジェリアに侵攻し、植民地化しました。これに対してアルジェリアの人々は長期にわたる激しい抵抗運動を展開し、独立までには130年以上の歳月を要することになります。
セネガル(1854年)
フランスはウォロフ系のカヨル王国を征服し、セネガル植民地を設立しました。その後、支配域は現在のセネガルにとどまらず、マリ、ギニア、モーリタニアの一部へと拡大していきます。
コンゴ(1880年代)
1880年代、フランスはフランス領コンゴを設立しました。この植民地は後にフランス領赤道アフリカの一部となり、中部アフリカにおけるフランス支配の重要な拠点となりました。
ガボン(1885年)
1885年、フランスはアフリカ西海岸沿いにフランス領ガボンを正式な植民地として設立しました。
コートジボワール(1893年)
フランスは19世紀を通じてコートジボワール(象牙海岸)への支配を段階的に強め、1893年に正式に植民地として成立させました。
ギニア(1890年代)
19世紀後半に本格化したフランスの進出により、1890年代にフランス領ギニアが植民地として確立されました。
ベナン(1890年代)
フランスは19世紀後半にダホメ王国(現ベナン)を支配下に置き、1890年代にベナン植民地を設立しました。
ブルキナファソ(1896年)
1896年、フランスはオートヴォルタ(上ヴォルタ、現ブルキナファソ)植民地を設立しました。
ニジェール(1899年)
1899年、フランスは現地の首長たちとの条約締結を経て、ニジェール植民地を設立しました。
マリ(19世紀後半)
19世紀後半、フランスは現在のマリにあたる地域への支配を拡大し、フランス領スーダン植民地を設立しました。
まとめ
これらの植民地は、フランスがアフリカにおける影響力と支配権を拡大するうえで極めて重要な役割を果たしました。そこで形成された政治的・文化的な構造は、その後数十年にわたって地域の動向を形づくり、独立後のアフリカ諸国の姿にも深く刻まれています。