ポルトガルによるギニアビサウの植民地化は15世紀に始まった
ポルトガルがギニアビサウの植民地化を開始したのは15世紀のことです。大航海時代の潮流の中で、ポルトガル人探検家たちは西アフリカの海岸線を次第に南下し、現在のギニアビサウにあたる地域へと到達しました。これが、この地域におけるヨーロッパ勢力進出の出発点となりました。
16世紀末:沿岸部に要塞と交易拠点を建設
16世紀の終わりまでに、ポルトガルはギニアビサウの沿岸地域に要塞や交易所を相次いで設立しました。これらの拠点は、金や奴隷などを扱う大西洋貿易の重要な中継地として機能し、ポルトガルの経済的・軍事的足場となっていきました。
17世紀:内陸部の大部分を征服
17世紀に入ると、ポルトガルの勢力範囲は沿岸部から内陸へと拡大し、ギニアビサウの大部分がその支配下に置かれることになりました。ただし、内陸部では現地の王国や諸民族による抵抗が長く続き、完全な支配には至らなかった時期もありました。
まとめ
こうしてギニアビサウは、後に「ポルトガル領ギニア」として長く統治されることになります。15世紀の到来から始まり、16世紀末の沿岸拠点構築、そして17世紀の内陸征服へと段階的に進んだ植民地化の過程は、約500年後にあたる1970年代の独立まで続く歴史の序章でした。