アフリカの歴史

20世紀後半まで白人少数派が統治していたアフリカの国はどこ?歴史をわかりやすく解説

アフリカの歴史において、20世紀後半まで白人少数派による支配が続いていた国がいくつか存在します。植民地主義や人種差別政策の影響を強く受けたこれらの国々は、長い闘争を経てようやく多数派住民による統治を実現しました。ここでは、代表的な3つの国とその歴史的背景をご紹介します。

南ローデシア(現在のジンバブエ)

南ローデシアは、1923年から1980年まで白人少数派政権によって統治されていました。1965年には、イギリスからの独立を白人主導で一方的に宣言し、国際的な非難を浴びました。その後、黒人多数派の解放運動が激化し、長い内戦を経て1980年に「ジンバブエ」として正式に独立を果たしました。

南アフリカ共和国

南アフリカでは、1948年から1994年にかけて、人種隔離政策として悪名高い「アパルトヘイト」体制が敷かれました。この制度のもとでは、人口の大多数を占める黒人が政治的権利や土地、教育などあらゆる面で厳しく差別されました。ネルソン・マンデラらの活動により国際的な批判が高まり、1994年に行われた初の全人種参加選挙でマンデラが大統領に就任し、民主化が実現しました。

南西アフリカ(現在のナミビア)

南西アフリカ(現ナミビア)は、1920年から1990年まで約70年間にわたり、事実上隣国南アフリカの白人政権によって統治されていました。同様の人種差別政策が適用されたこの地域でも独立運動が展開され、1990年にナミビアとして独立を達成しました。これはアフリカにおける最後期の脱植民地化の一つとされています。

まとめ

以上のように、南ローデシア(現ジンバブエ)、南アフリカ、南西アフリカ(現ナミビア)の3か国は、いずれも20世紀後半まで白人少数派による統治が続きました。これらの国々の歴史は、植民地主義と人種差別という負の遺産を乗り越え、自決と平等を目指した人々の闘いの記録といえるでしょう。