アフリカの歴史

アルパカは旧世界か新世界か?そのルーツを解き明かす

結論から言うと、アルパカは「新世界」、すなわち南北アメリカ大陸に由来する動物です。正確には、南米アンデス山脈地帯原産のラクダ科(Camelidae)の動物であり、ユーラシアやアフリカといった旧世界の動物ではありません。

アルパカの故郷は南米アンデス山脈

アルパカは標高3,000〜5,000メートルに及ぶアンデス高地で、主にペルーやボリビア、チリなどの国々で古くから飼育されてきました。その柔らかく希少な毛(アルパカウール)はインカ帝国の時代から珍重され、「繊維の黄金」とも呼ばれるほど高い価値を持っています。

リャマやビクーニャとの近い親戚関係

アルパカは同じ南米原産のリャマやビクーニャと非常に近い縁戚関係にあります。中でもビクーニャはアルパカの野生の祖先にあたると考えられており、遺伝学的にも密接につながっています。

ラクダ科という共通の家族

興味深いことに、これらの南米の動物たちは、旧世界に生息するフタコブラクダやヒトコブラクダ(ドロメダリー)とも同じラクダ科に属しています。つまり、高原で暮らすアルパカと砂漠のラクダは、遠い親戚同士ということになるのです。

まとめると、アルパカは明確に新世界=南米アンデス原産の動物です。その愛らしい姿と貴重な毛で、今なお世界中の人々を魅了し続けています。