答えは「バルトロメウ・ディアス」
アフリカ最南端を発見したのは、ポルトガルの探検家バルトロメウ・ディアス(Bartolomeu Dias、1450年頃~1500年5月29日)です。彼はヨーロッパ人として初めて喜望峰(ケープ・オブ・グッドホープ)を回り込み、大西洋からインド洋へ抜ける航路の存在を実証した人物として歴史に名を刻んでいます。
1488年の歴史的な航海
ディアスは1487年、ポルトガル王ジョアン2世の命を受け、アフリカ大陸最南端を目指す航海に出発しました。航海の途中で激しい嵐に見舞われましたが、それにも耐え抜き、1488年にアフリカ最南端の岬への到達を果たしました。
当初、ディアスはこの岬を「嵐の岬」と名付けたと伝えられています。しかしジョアン2世は、インドへの航路開拓という希望をつなぐ意味を込めて、「喜望峰(Cabo da Boa Esperança)」と改名したと言われています。
ディアスの功績とその後
ディアスによる喜望峰の発見は、その後のヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路の開拓(1498年)にとって重要な足がかりとなりました。彼の航海記録と経験は、大航海時代におけるポルトガルの海洋進出を大きく前進させたのです。
ディアス自身は1500年、ペドロ・アルヴァレス・カブラル率いる艦隊に同行して再び喜望峰付近を航行中、暴風雨に遭遇して遭難し、海でその生涯を閉じました。かつて自らが発見した海で命を落としたことは、探検家らしい悲劇的な最期として語り継がれています。