ヨーロッパ人のアメリカ大陸到達
ヨーロッパ人とアメリカ大陸との接触を示す最古の証拠は、10世紀にまでさかのぼります。この時代、ノース人(ヴァイキング)の探検家たちが北米のニューファンドランド島に到達しました。しかし、ヨーロッパ人が本格的にアメリカ大陸の探検と植民地化に乗り出したのは、15世紀になってからのことです。
1492年のクリストファー・コロンブスによる航海をはじめ、1497年のジョン・カボット、1498年のヴァスコ・ダ・ガマなど、一連の壮大な航海は「大航海時代」の幕開けを象徴する出来事でした。これらの探検は、その後のヨーロッパ諸国によるアメリカ大陸探検と植民活動への道を開き、やがて北米と南米の各地にヨーロッパの植民地が次々と築かれていくことになりました。
アフリカ人のアメリカ大陸渡来
一方、アフリカ人がアメリカ大陸へ渡ることになったのは、16世紀以降、奴隷として強制的に連行されるという悲劇的な形でした。大西洋奴隷貿易は300年以上にわたって続いた大規模な強制移住であり、この間におよそ1,200万人ものアフリカの人々が故郷を奪われ、アメリカ大陸へと移送されました。
彼らはプランテーション(農園)や鉱山、その他さまざまな産業で過酷な労働を強いられました。奴隷貿易はアフリカの社会や文化に壊滅的な打撃を与えただけでなく、アメリカ大陸社会に人種差別と差別意識という深い傷跡を残し、その影響は現代にまで及んでいます。