この記事では、試験対策に役立つ歴史(インド史)の重要問題を厳選してご紹介します。ここで取り上げるのは、各種試験で繰り返し出題される頻出問題ばかり。問題・選択肢に加えて、正解と簡単な解説もあわせて掲載しているので、隙間時間の復習や直前対策にも最適です。
歴史の重要問題(インド史)
Q1. インダス文明の都市の街路はどのようなものだった?
(A) 広くてまっすぐだった
(B) 狭くて不整然としていた
(C) 滑りやすかった
(D) 狭くて起伏が激しかった
正解:(A) 広くてまっすぐだった
解説:モヘンジョダロやハラッパーなどのインダス文明の都市は、碁盤目状(格子状)の優れた都市計画で知られ、街路は広く、直角に交差して整然と区画されていました。
Q2. モヘンジョダロで最も高い建物はどれ?
(A) 大浴場
(B) 穀物倉庫
(C) 柱の間(柱列ホール)
(D) 二階建ての建物
正解:(B) 穀物倉庫
解説:モヘンジョダロの衛城には大規模な穀物倉庫があり、当時最大級の建造物と考えられています。大浴場も有名ですが、最も高い建物としては穀物倉庫が挙げられます。
Q3. 母神(大地母神)の崇拝は何に関連している?
(A) アーリヤ文明
(B) 地中海文明
(C) インダス文明
(D) 後期ヴェーダ文明
正解:(C) インダス文明
解説:インダス文明の遺跡からは多数の母神像(土偶)が出土しており、豊穣や多産を象徴する母神崇拝が盛んに行われていたと考えられています。
Q4. 有名な「ガーヤトリー・マントラ」はどこから採られたもの?
(A) ヤジュル・ヴェーダ
(B) アタルヴァ・ヴェーダ
(C) リグ・ヴェーダ
(D) サーマ・ヴェーダ
正解:(C) リグ・ヴェーダ
解説:ガーヤトリー・マントラは、リグ・ヴェーダ第3巻に収録された太陽神サヴィトリに捧げる聖句で、ヴェーダ文学の中でも特に重要なマントラとされています。
Q5. インダス文明の港町はどこ?
(A) カリバンガン
(B) ロータル
(C) ローパール
(D) モヘンジョダロ
正解:(B) ロータル
解説:ロータル(現在のグジャラート州)はインダス文明の重要な港湾都市で、世界最古級とされるドック(船渠)跡が発見されたことで有名です。
Q6. 初期ヴェーダ時代のヴァルナ制度は何に基づいていた?
(A) 教育
(B) 出生
(C) 職業
(D) 才能
正解:(B) 出生
解説:ヴァルナ制度とは、社会をブラーフマナ(祭司)、クシャトリヤ(王族・武士)、ヴァイシャ(平民)、シュードラ(隷属民)という四つの身分に区分する制度です。
Q7. インドの国章に刻まれた「サティヤメーバ・ジャヤテー」はどこから採られた銘句?
(A) リグ・ヴェーダ
(B) マツヤ・プラーナ
(C) バガヴァッド・ギーター
(D) ムンダカ・ウパニシャッド
正解:(D) ムンダカ・ウパニシャッド
解説:「サティヤメーバ・ジャヤテー(真実のみが勝つ)」は、ムンダカ・ウパニシャッド第3章の一節から採られたもので、アショーカ王の獅子柱頭をかたどったインド国章の下部に刻まれています。
Q8. 金属貨幣が最初に出現したのはいつ?
(A) ハラッパー文明
(B) 後期ヴェーダ時代
(C) 仏陀の時代
(D) マウリヤ朝の時代
正解:(C) 仏陀の時代
解説:打ち製の金属貨幣(パンチマーク銀貨など)は、紀元前6世紀頃の仏陀の時代に北インドで最初に登場したとされています。
Q9. リグ・ヴェーダ時代のアーリヤ人が牧畜民であったことを裏付ける事実は?
(A) リグ・ヴェーダには牛に関する記述が数多くある
(B) 戦争の多くは牛をめぐって行われた
(C) 祭司への贈り物は通常、土地ではなく牛であった
(D) 上記すべて
正解:(D) 上記すべて
解説:リグ・ヴェーダにおける牛への言及の多さ、牛をめぐる争いの存在、牛を中心とした贈与の慣習などは、当時のアーリヤ人が牧畜を生活の基盤としていたことを示す有力な根拠です。
Q10. アーリヤ人が先住民との闘争に成功した理由は?
(A) 象を大規模に利用したから
(B) 体格が大きく、力が強かったから
(C) 高度な都市文化を持っていたから
(D) 馬に引かせた戦車を使用したから
正解:(D) 馬に引かせた戦車を使用したから
解説:アーリヤ人は優れた機動力を誇る馬引きの戦車を駆使することで、先住民に対して決定的な軍事的優位を確保し、闘争を有利に進めることができました。
まとめ
今回は、インダス文明からヴェーダ時代にかけてのインド史に関する重要問題を、正解と解説つきでご紹介しました。歴史分野の得点アップには、こうした頻出問題を繰り返し解き、知識を確実に定着させることが効果的です。今後も試験対策に役立つ問題を追加していく予定なので、ぜひブックマークして学習にご活用ください。