朝鮮戦争が勃発したのはいつ?
朝鮮戦争は1950年6月25日(日曜日)未明に勃発しました。多くの人々が平穏な休日を過ごしていた早朝、北朝鮮軍(朝鮮人民軍)が一斉に南侵を開始したことで、戦争の火ぶたが切って落とされました。
戦争が始まった場所
開戦の舞台となったのは、南北朝鮮の境界線である北緯38度線(38度線)付近です。第二次世界大戦後、朝鮮半島は北緯38度線を境に、北側はソ連の影響下にある北朝鮮、南側はアメリカの影響下にある韓国として分断されていました。
1950年6月25日の未明、北朝鮮軍は38度線沿いの複数の地点から同時に攻撃を仕掛け、その主力部隊は韓国の首都・ソウル方面へと進軍しました。この奇襲的な攻撃により、韓国軍は開戦直後から大きく押し込まれることになりました。
開戦までの背景
朝鮮半島は1910年から1945年まで日本の植民地支配を受けていましたが、日本の敗戦とともに米ソ両国によって38度線を境に分割占領されることになりました。1948年には大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)がそれぞれ建国され、両陣営は国家の統一をめぐって対立を深めていきました。
こうした緊張状態の中で、北朝鮮の金日成主席はソ連や中国の支持を取り付け、武力による南進を決意したとされています。こうして始まった朝鮮戦争は、1953年7月27日の休戦協定締結まで約3年間にわたって続き、朝鮮半島の分断は今日まで解消されていません。