万里の長城に実際に何段の階段があるのか、正確な数字を知りたいと思う方は多いでしょう。しかし残念ながら、万里の長城の階段の総数について、正確かつ公式な統計は存在しません。
階段の数が特定できない理由
万里の長城は山脈の稜線など起伏の激しい地形に沿って築かれたため、区間によって構造が大きく異なります。階段状になっている部分もあれば、緩やかなスロープや土を盛っただけの道になっている部分もあります。
さらに、長城は一部が崩壊していたり、修復・再建が繰り返されてきた歴史を持つため、その姿は時代とともに変化し続けています。このような状況では、全長にわたって階段を一つひとつ数えることは事実上不可能です。
万里の長城の全長は約21,196キロメートル
階段の数こそ不明ですが、長城全体の長さについては調査が行われています。中国の文化財当局による調査では、万里の長城の総延長は約21,196キロメートル(約13,171マイル)とされています。ただし、この距離も測定方法によって変動します。歴代の王朝が築いた城壁をすべて含めるのか、明代の長城のみを対象とするのかによって、数値は大きく異なるのです。
観光で訪れやすい人気の区間
八達嶺(バダリン)
北京からのアクセスが良く、最も有名な観光地です。整備された階段が続きますが、勾配が急な箇所もあるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
慕田峪(ムーティエンユー)
比較的混雑が少なく、景色の美しさでも知られています。ロープウェイを利用できるので、体力に自信がない方でも楽しめます。
まとめ
万里の長城の階段の総段数は、公式な記録が存在しないため、誰にも正確にはわかりません。全長が約21,196キロメートルに及ぶことを考えれば、その階段の数が膨大になることは想像に難くないでしょう。訪れる際は、区間ごとの特徴を理解したうえで、自分の体力や時間に合ったコースを選ぶのがおすすめです。