1 月
* _1月15日_ - 中国共産党総書記の趙紫陽がビルマ(ミャンマー)を訪問し、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーと会談。
* _1月16日_ - 江沢民が朱鎔基の後任として上海市長に任命される。
* _1月20日_ - 数千人の学生が北京の天安門広場に集まり、周恩来元首相の死を悼み、民主改革を呼びかけた。
* _1月23日_ - 中国政府は学生運動を鎮圧するために北京に戒厳令を敷いた。
* _1月26日_ - 人民解放軍(PLA)が天安門広場で非武装のデモ参加者に発砲し、数百人が死亡、数千人が負傷した。
2 月
* _2月4日_ - 中国政府は、中国情勢について話し合うために全国人民代表大会(全人代)会議を開催すると発表。
* _2月10日_ - 全人代が召集され、北京に戒厳令を敷くという政府の決定を承認。
* _2月25日_ - 趙紫陽氏が中国共産党総書記の職を解任され、後任に江沢民氏が就任する。
3 月
* _3月3日_ - 中国政府は学生のデモを制限する規制を発令。
* _3月12日_ - 人民解放軍が北京からの撤退を開始。
* _3月20日_ - 中国の最高指導者である鄧小平は外国人ジャーナリストと会談し、天安門広場での政府の行動を擁護した。
* _3月26日_ - 中国政府は、天安門広場の抗議活動に関与した数人の学生リーダーの裁判を行うと発表した。
4 月
* _4月15日_ - 学生リーダーの裁判が北京で始まる。
* _4月16日_ - 米国は天安門事件への対応として中国に制裁を発動。
* _4月20日_ - 学生リーダーたちは有罪判決を受け、懲役刑を言い渡された。
5月
* _5月4日_ - 中国のいくつかの大学の学生が天安門事件の記念日を記念して抗議活動を開催。
* _5月17日_ - 中国政府は数名の政治犯を釈放すると発表。
* _5月19日_ - チベットの精神的指導者であるダライ・ラマは、中国の民主化運動への支持を表明。
6 月
* _6月4日_ - 天安門事件から1周年を迎え、中国および世界中で抗議活動が起きている。
* _6月20日_ - 中国政府は、天安門事件について話し合うために米国と首脳会談を開催すると発表。
7 月
* _7月4日_ - 米国と中国が北京で首脳会談を開催。両国は人権をめぐる相違にもかかわらず、関係改善に合意する。
8 月
* _8月1日_ - 中国政府はメディアに対する管理を強化する規制を発令。
* _8月15日_ - 中国政府は、天安門事件における学生の死亡について調査を開始すると発表した。
9 月
* _9月1日_ - 中国政府は天安門事件に関する報告書を発表したが、人民解放軍によるいかなる不正行為も認めていない。
* _9月20日_ - 米国議会、中国政府の人権記録を非難する決議案を可決。
10 月
* _10月1日_ - 中国政府は、経済を改善し生活水準を向上させるための5か年計画を実施すると発表した。
* _10月10日_ - 江沢民が全人代によって中国国家主席に選出される。
* _10月20日_ - ダライ・ラマは、平和と非暴力の推進への取り組みが評価され、ノーベル平和賞を受賞しました。
11 月
* _11月4日_ - ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終結した。
* _11月15日_ - 中国政府は、中国の人口を決定するために国勢調査を実施すると発表した。
12 月
* _12月1日_ - 中国政府は、中国における外国人ジャーナリストの活動を制限する規制を発令した。
* _12月10日_ - ダライ・ラマはホワイトハウスでブッシュ大統領と会談。
* _12月31日_ - 中国政府は、中国の人口が11億人に達したと発表。