中国が共産主義国家となったのは1949年のことです。この年、中国共産党(CCP)が長年にわたる国共内戦に勝利し、同年10月1日、毛沢東(とう・たくとう)を指導者として「中華人民共和国」の成立を宣言しました。
なぜ中国は共産主義国家になったのか?
それまで中国を統治していたのは、蒋介石(しょう・かいせき)率いる国民党でした。しかし、第二次世界大戦後、国民党と中国共産党の間で再び武力衝突が激化し、国共内戦が本格化します。
農村部を中心に民衆の支持を広げた中国共産党は、次第に優勢となり、1949年には主要都市を制圧。国民党勢力は台湾へ撤退し、大陸全土は中国共産党の支配下に入りました。
中華人民共和国の成立が意味するもの
1949年の中華人民共和国樹立は、アジアのみならず世界の歴史を大きく変える転換点となりました。中国はソ連型の社会主義体制を採用し、土地改革や国有化などの政策を進めていきます。
その後、中国は改革開放(1978年〜)を経て経済的に大きく発展しましたが、政治体制としては現在も中国共産党による一党支配が続いており、建国以来70年以上にわたり同党が政権を担い続けています。