アジアの歴史

中国軍の階級を下位から上位まで徹底解説!准尉から元帥までの順番一覧

中国の軍隊、すなわち中国人民解放軍(PLA)には、独自の階級制度が設けられています。日本の自衛隊やアメリカ軍とは呼称が異なるため、混同しやすいのも事実です。この記事では、中国軍の階級を最も低い階級から最も高い階級まで、順番にわかりやすく解説します。

中国人民解放軍の階級:下位から上位への一覧

解放軍の階級は、尉官・校官・将官といった区分に分かれています。以下に、下位から上位の順で全階級を紹介します。

  • 准尉(じゅんい) / Warrant Officer
  • 少尉(しょうい) / Second Lieutenant
  • 中尉(ちゅうい) / First Lieutenant
  • 上尉(じょうい) / Captain
  • 少校(しょうこう) / Major
  • 中校(ちゅうこう) / Lieutenant Colonel
  • 上校(じょうこう) / Colonel
  • 大校(たいこう) / Senior Colonel
  • 少将(しょうしょう) / Major General
  • 中将(ちゅうしょう) / Lieutenant General
  • 上将(じょうしょう) / General
  • 大将(たいしょう) / General of the Army
  • 元帥(げんすい) / Marshal of the People's Liberation Army

階級ごとの特徴と役割

尉官クラス:現場の中核を担う

准尉・少尉・中尉・上尉は、部隊の最前線で兵士を直接指揮する立場にあります。特に上尉は中隊長クラスの職務を担うことが多く、現場指揮官として重要な役割を果たします。なお、日本の「大尉」に相当する階級が中国では「上尉」と呼ばれる点には注意が必要です。

校官クラス:部隊運営の要

少校・中校・上校・大校は、連隊や旅団レベルの部隊を統括する幹部です。特に「大校」は中国軍特有の階級で、他国の大佐と准将の中間に位置づけられることが多いのが特徴です。

将官クラス:軍全体を導く最高幹部

少将・中将・上将・大将は、戦区レベルの指揮官や総参謀部などの要職を務める上級幹部です。そしてその頂点に位置するのが「元帥」です。ただし、元帥は1955年の階級制度制定時に授与された歴史的な階級であり、現在の制度では運用されていません。

まとめ

中国軍の階級は、准尉から始まり、少尉・中尉・上尉、少校・中校・上校・大校、少将・中将・上将・大将を経て、最上位の元帥に至る13段階で構成されています。「上尉」「大校」「上将」など、日本の自衛隊とは異なる独特の呼称が用いられているため、各国の階級と比較する際は対応関係をしっかり確認することが大切です。