1945年、朝鮮半島の分断の始まり
朝鮮半島が政治的に分断されたのは、1945年(昭和20年)8月、第二次世界大戦の終結前後にソ連軍とアメリカ軍が朝鮮半島へ進駐したことがきっかけです。
日本の植民地支配から解放された朝鮮でしたが、その直後、北緯38度線を境界として、北部はソ連の占領下に、南部はアメリカの占領下に置かれることになりました。この境界線は、急遽米ソ間で合意されたものであり、朝鮮人の意思が反映されたものではありませんでした。
分断の固定化と国家の成立
当初、米ソ両国は一時的な信託統治を想定していましたが、冷戦の激化に伴い、統一政府の樹立は困難になっていきました。
そして1948年、南側には「大韓民国」、北側には「朝鮮民主主義人民共和国」がそれぞれ成立し、朝鮮半島の分断は固定化されました。この分断構造は、1950年に勃発した朝鮮戦争を経て現在まで続いており、東西冷戦の影響を色濃く残すものとなっています。