北米の歴史

ダウ・ジョーンズの歴史はどれくらい?創業140年以上の歩みを解説

ダウ・ジョーンズはいつ誕生したのか

ダウ・ジョーンズ(Dow Jones & Company)は、1882年7月1日に設立された金融情報企業です。創業から現在まで140年以上の歴史を持ち、世界の金融市場において最も権威ある情報提供者のひとつとして知られています。

3人の創業者たち

同社を設立したのは、以下の3人のジャーナリストです。

  • チャールズ・ダウ(Charles Dow):記者兼編集者。後に「ダウ理論」と呼ばれる相場分析の基礎を築いた人物としても有名です。
  • エドワード・ジョーンズ(Edward Jones):統計に長けたジャーナリストで、社名にもその名が残っています。
  • チャールズ・バーグストレッサー(Charles Bergstresser):資金調達や裏方の業務を担い、会社の設立を支えました。

興味深いことに、社名には貢献の大きかったバーグストレッサーの名前が入っていません。これは彼自身が「名前を売り込むのは恥ずかしい」と考えていたためと言われています。

設立当初の事業内容

創業当時、ダウ・ジョーンズは手書きのニュースレターをウォール街の投資家たちに配布する小さなニュース会社でした。その後、速報性の高い金融情報を需要する動きとともに事業を拡大していきます。

主要な歴史的出来事

  • 1889年:日刊紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)」を創刊。
  • 1896年:米国を代表する株価指数である「ダウ工業株30種平均(ダウ平均株価)」を算出開始。
  • 2007年:ルパート・マードック率いるニューズ・コーポレーション(現フォックス・コーポレーション系)による買収が完了。

現代におけるダウ・ジョーンズ

今日のダウ・ジョーンズは、ニューヨークに本拠を置く世界的な金融情報サービス企業へと成長しました。「ウォール・ストリート・ジャーナル」や「バロン(Barron's)」「マーケットウォッチ(MarketWatch)」などの有力メディアを傘下に持ち、ダウ平均株価は今なお世界の株式市場の動向を示す最重要指標の一つとされています。

1882年の小さなニュースレター配布業から始まった同社は、140年以上にわたり金融情報のあり方を牽引し続けています。