北米の歴史

アメリカ独立宣言を書いたのは誰?起草者トーマス・ジェファーソンの功績

アメリカ合衆国の建国の礎となった「独立宣言」。その歴史的な文書を起草したのは、バージニア植民地出身の弁護士にして政治家、トーマス・ジェファーソンです。

5人委員会による起草の依頼

1776年、イギリスからの独立を目指す13の植民地は、その理由を世界に示すための宣言文書の作成を決定しました。この重要な任務は、ベンジャミン・フランクリンやジョン・アダムズらを含む5人からなる委員会によって託され、その中で実際の起草を担当したのがジェファーソンでした。当時33歳と最年少ながら、優れた文才が高く評価されていたことが選ばれた理由とされています。

大陸会議での採択と公式発表

ジェファーソンが執筆した草案は、委員会や大陸会議による一部修正を経て、1776年7月4日、フィラデルフィアで開かれた第二次大陸会議において正式に採択されました。その後、7月8日には一般向けに公式に朗読・発表され、ここにアメリカ独立の意思が世界にはっきりと示されたのです。

後世への影響

「すべての人間は平等に創られている」という独立宣言の一節は、後のアメリカ憲法や世界各国の人権思想に多大な影響を与えました。ジェファーソンはその後、第3代アメリカ合衆国大統領を務め、建国の父の一人として今も記憶されています。