北米の歴史

アメリカの奴隷制はいつ始まった?黒人史をわかりやすく解説

アメリカ合衆国における奴隷制の歴史と、アフリカ系アメリカ人の歩みについて解説します。奴隷制の始まりから廃止、そして公民権運動に至るまでの流れを整理しました。

アメリカで奴隷制が始まったのはいつ?

アメリカにおける奴隷制は、1600年代初頭、最初のアフリカ人奴隷がイギリス領植民地に連れてこられたときに始まりました。その後奴隷の数は増え続け、アメリカ独立戦争の時期にはすでに50万人以上の奴隷が存在していたとされています。

南北戦争が終結する1865年まで、南部諸州では奴隷制が合法とされていました。そして同年に批准された合衆国憲法修正第13条により、ついに奴隷制は正式に廃止されました。

奴隷制に関する主なポイント

  • 始まり: 1600年代初頭、最初のアフリカ人奴隷が植民地に到来
  • 独立戦争当時: 国内には50万人以上の奴隷が存在
  • 南部諸州: 南北戦争終結(1865年)まで奴隷制が合法
  • 廃止: 1865年に批准された憲法修正第13条

アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人の歴史

最初のアフリカ人が新大陸に到達したのは、1500年代初頭のことでした。彼らはプランテーション(大農園)や農場で働かせるために、奴隷としてアメリカ大陸へ連れてこられました。

南北戦争後、アフリカ系アメリカ人は自由な市民となり、合衆国憲法の修正第13条・第14条・第15条のもとで市民権を獲得しました。しかし、その後も差別や人種隔離(セグリゲーション)に苦しみ続けなければなりませんでした。

1950年代から1960年代にかけて展開された公民権運動は、人種隔離と差別の撤廃を目指して大規模な闘いを展開し、アメリカ社会に大きな変革をもたらしました。

アフリカ系アメリカ人史の主な出来事

  • 1500年代初頭: 最初のアフリカ人が新大陸に到達
  • 奴隷時代: プランテーションや農場での過酷な労働を強いられる
  • 南北戦争後: 憲法修正第13条・14条・15条により自由と市民権を獲得
  • 1950〜60年代: 公民権運動が人種差別の撤廃を求めて闘う

このように、アメリカの奴隷制は17世紀初頭に始まり、19世紀半ばまで約250年間続きました。廃止後も黒人への差別は長く残りましたが、公民権運動の成果によって、法的な平等への道がようやく開かれたのです。