北米の歴史

初代CIA長官は誰?シドニー・ソワーズ提督の任期と経歴を解説

アメリカ中央情報局(CIA)の歴史を語るうえで欠かせないのが、その前身組織を率いた初代中央情報長官(DCI)の存在です。では、初代CIA長官(中央情報長官)を務めたのは誰なのでしょうか。

初代中央情報長官はシドニー・ソワーズ提督

初代中央情報長官(Director of Central Intelligence、DCI)に就任したのは、アメリカ海軍のシドニー・W・ソワーズ(Sidney W. Souers)後備役少将です。彼はハリー・S・トルーマン大統領によって任命され、1946年1月23日から職務を開始しました。

当時、CIA自体はまだ設立されておらず、ソワーズが率いたのはCIAの前身である中央情報グループ(CIG)でした。彼は第二次世界大戦後に急速に整備されつつあったアメリカの情報機構の基礎を築くという重要な役割を担いました。

任期はわずか数か月――後任はヴァンデンバーグ中将

ソワーズの在任期間は短く、1946年6月10日までの約5か月弱でした。彼の後を継いだのは、陸軍航空軍のホイト・S・ヴァンデンバーグ(Hoyt S. Vandenberg)中将です。

なお、現在知られているCIAが正式に発足するのは、1947年の国家安全保障法(National Security Act)の成立によるものです。そのため、ソワーズとヴァンデンバーグは「CIA設立前夜」の情報体制を指揮した人物として、歴史上特別な位置づけにあります。

まとめ

  • 初代中央情報長官(DCI)は海軍のシドニー・ソワーズ少将
  • 任期は1946年1月23日〜同年6月10日
  • 後任は陸軍航空軍のホイト・S・ヴァンデンバーグ中将
  • 当時はCIAではなく前身の中央情報グループ(CIG)の時代だった