アメリカ先住民(ネイティブアメリカン)の間には、非常に多くの言語が存在します。そのため、「病気」を表す言葉も一つではなく、言語や部族ごとに異なる表現が使われています。
ここでは、主要な語族ごとに、「病気」を意味する代表的な単語をいくつか紹介します。
アルゴンキン語族
北米東部から中部にかけて広く話されていた語族です。
- モヒカン語: oosoop
- デラウェア語: wëndam
アサバスカ語族
南西部やカナダ北部で話されている語族です。
- ナバホ語: náhááh
- アパッチ語: ndá
イロコイ語族
五大湖周辺から北米東部で話されている語族です。
- モホーク語: oteron
- セネカ語: gayadę̆’
スー語族
グレートプレーンズ地域を中心に話されている語族です。
- ダコタ語: maká
- ラコタ語: maká
ユト・アステカ語族
北米西部からメソアメリカまで広く分布する語族です。
- ナワトル語: cocua
- ショショーニ語: poyuh
このように、同じ「病気」という概念でも、言語によってまったく異なる言葉が使われているのが分かります。アメリカ先住民の言語は多様性に富んでおり、それぞれの文化や歴史を映し出す貴重な存在です。