北米の歴史

アメリカの最低賃金はいくら?2009年〜2023年の推移をわかりやすく解説

アメリカの連邦最低賃金(Federal Minimum Wage)は、2009年7月24日に時給7.25ドルへ引き上げられて以来、2023年現在まで約15年にわたって据え置きされています。本記事では、2009年から2023年までの年別最低賃金の一覧と、その背景について詳しく解説します。

アメリカ連邦最低賃金の年別一覧(2009年〜2023年)

  • 2009年:時給7.25ドル
  • 2010年:時給7.25ドル
  • 2011年:時給7.25ドル
  • 2012年:時給7.25ドル
  • 2013年:時給7.25ドル
  • 2014年:時給7.25ドル
  • 2015年:時給7.25ドル
  • 2016年:時給7.25ドル
  • 2017年:時給7.25ドル
  • 2018年:時給7.25ドル
  • 2019年:時給7.25ドル
  • 2020年:時給7.25ドル
  • 2021年:時給7.25ドル
  • 2022年:時給7.25ドル
  • 2023年:時給7.25ドル

なぜ15年以上も引き上げられないのか?

連邦最低賃金は、公正労働基準法(Fair Labor Standards Act:FLSA)に基づいて定められており、引き上げには連邦議会による法律改正が必要です。最後の引き上げは2009年7月に行われ、それ以来、インフレ率の上昇にもかかわらず改定されていません。

このため、実質的な購買力は年々低下しており、「生活賃金(Living Wage)」の観点から最低賃金の引き上げを求める声が高まっています。

州ごとの最低賃金との違いに注意

連邦最低賃金は全国共通の下限にすぎません。実際には、多くの州や都市が独自により高い最低賃金を設定しています。例えば、カリフォルニア州やニューヨーク州、ワシントン州などでは時給15ドル前後以上となっており、連邦基準を大きく上回ります。

雇用主は、連邦法・州法・地方条例の中で最も高い最低賃金を適用する義務があるため、勤務地ごとの最新情報を確認することが重要です。

まとめ

アメリカの連邦最低賃金は、2009年から2023年まで一貫して時給7.25ドルです。ただし、これはあくまで連邦レベルの基準であり、実際の賃金水準は州や自治体によって大きく異なります。今後の法改正の動向にも注目が必要です。