北米の歴史

南北戦争中に何が始まったのか?その答えは「メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)」

答え:メモリアルデー(Memorial Day)

南北戦争中に始まったのは、現在の「メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)」の原型となる「装飾日(Decoration Day)」という追悼行事です。

最初の装飾日について

最初の「装飾日(Decoration Day)」は、1868年5月30日(金曜日)にニューヨーク州ウォータールーで執り行われました。この日は、北部退役軍人組織「グランド・アーミー・オブ・ザ・リパブリック(GAR)」の総裁を務めていたジョン・A・ローガン将軍の呼びかけに応える形で実現しました。

当日、ウォータールーの市民や元北ーの市民や元北軍(ユニオン軍)の兵士たちは、近郊に眠る南北戦争の英雄たちの墓石を花々で飾り、彼らの犠牲を偲びました。戦没者を弔うこの習慣は、やがて全米へと広まっていきます。

メモリアルデーへの発展

ウォータールーは1966年に米国政府から「メモリアルデー発祥の地」として公式に認められました。当初は南北戦争で戦死した北軍兵士のみを追悼する行事でしたが、第一次世界大戦以降は、あらゆる戦争で命を捧げたアメリカの軍人全員を追悼する日へとその意味を広げていきました。

1971年には連邦の祝日として正式に制定され、現在では毎年5月の最終月曜日に「メモリアルデー」として祝われています。多くのアメリカ人がこの日、国旗を掲げ、墓地や記念碑を訪れて戦没者に敬意を表します。