北米の歴史

イギリスと北米13植民地の距離はどれくらい?大西洋横断の実態を解説

イギリスはヨーロッパ北西部に位置する島国です。ここで「植民地」といわれるのは、一般的に18世紀にイギリスが北米東岸に持っていた13の植民地、すなわち後にアメリカ合衆国となった地域を指します。

イギリスと植民地の距離

イギリスから各植民地までの距離は、目的地となる植民地によって異なっていました。北部のニューイングランド地方(マサチューセッツなど)か、南部のジョージアのような植民地かによって距離は変わりますが、平均すると約3,000マイル(約4,800キロメートル)の大西洋横断が必要でした。

当時の移動手段とかかった時間

18世紀当時、人や物資を運ぶ手段は帆船しかありませんでした。順風に恵まれれば6週間前後で渡航できることもありましたが、風向きや嵐などの天候次第では、8週間以上かかることも珍しくありませんでした。

このように遠く離れた地理的条件は、通信や物資の輸送に大きな時間差を生み、やがて植民地側の自治意識を高める一因となったとも言われています。