1776年〜1979年のクォーター(25セント硬貨)の価値について
アメリカのクォーター(25セント硬貨)の中でも、1965年より前に鋳造されたものは、それ以降に鋳造された新しい硬貨と比べて銀の含有量がはるかに多くなっています。実際、1965年以前のクォーターは「シルバークォーター」と呼ばれ、銀90%・銅10%で作られており、そのため額面価格を大きく上回る価値を持つことがあります。
年代別の平均価値
1776年から1964年までに鋳造されたクォーターの平均的な価値は、およそ4.25ドルです。これは主に銀地金としての価値(メルトバリュー)によるものであり、銀相場の変動に応じて変化します。
一方、1965年から1979年までに鋳造されたクォーターは、銅ニッケル合金に切り替わったため銀を含まず、平均価値はおよそ0.50ドル(50セント)程度にとどまります。
価値が大きく上がるケースもある
ただし、これらはあくまで平均値であり、例外も数多く存在します。以下のような条件によっては、この時期に鋳造された硬貨の価値が大幅に跳ね上がることがあります。
- 発行年:特定の年号、例えば1932-Dや1932-Sなどの希少なワシントンクォーターは高額で取引されることがあります。
- 保存状態(コンディション):未使用に近い美品ほど評価が高くなります。
- ミントマーク(鋳造所の刻印):発行枚数の少ない鋳造所の硬貨は希少価値が高い傾向があります。
お手持ちの古いクォーターがある場合は、まず製造年とミントマークを確認し、可能であれば専門のコイン業者による鑑定を受けてみるとよいでしょう。