1914年にデンバー造幣局(デンバー・ミント)で鋳造された25セント硬貨(クォーター、通称1914-D)の価値は、保存状態とグレードによって大きく異なります。同じコインでも状態次第で価格が数十倍に変わるため、正確な評価を知ることが重要です。
状態別の価値相場
流通品(コンディション不良)
摩耗が激しく細部が不明瞭な流通品は、最安で約1.50ドル程度の評価になります。金属としての価値が中心となる水準です。
平均的な流通品(Good)
一般的に流通していたコインの中でも比較的状態の良いものは、2〜5ドル程度で取引されるのが一般的です。
美品(Fine)
細部がしっかりと残る美品クラスになると、7〜10ドル程度の価値がつきます。デザインの主要なディテールが確認できる状態です。
極美品(Extremely Fine)
摩耗がごくわずかで全体のディテールが鮮明に残る極美品は、15〜25ドル程度まで価格が上昇します。
未使用品(Mint State)
一度も流通していない未使用品(MSグレード)の1914-Dクォーターは、100ドル以上のプレミアムが付くこともあります。特にルーピングやトーンの美しい個体は、さらに高額で取引されるケースがあります。
価値を高めるポイント
コインの査定では、摩耗の程度、表面の傷、光沢の有無、そして専門機関によるグレーディング(鑑定)の有無が大きな要素となります。希少性の高い1914-Dクォーターをお持ちの場合は、信頼できるコインディーラーや鑑定機関(PCGS、NGCなど)での評価を受けることをおすすめします。