北米の歴史

南北戦争当時、アメリカには何人の奴隷がいたのか?約400万人の実態

アメリカ合衆国憲法修正第13条は、1865年12月に正式に批准され、アメリカにおける奴隷制を完全に廃止しました。この歴史的な転換点の背景には、1861年から1865年にかけて戦われた南北戦争(アメリカ内戦)があります。この戦争は、奴隷制をめぐる対立が主要な原因の一つとなって勃発したものでした。

戦争開始時の奴隷人口

南北戦争が始まった1861年の時点で、アメリカ国内にはおよそ400万人のアフリカ系アメリカ人が奴隷として存在していたと推定されています。彼らの大多数は南部諸州で暮らしており、綿花をはじめとする農業生産の中核を担う労働力として扱われていました。

奴隷制廃止への道のり

1863年1月、リンカーン大統領は「奴隷解放宣言」を発布し、南部連合側の州における奴隷の自由を宣言しました。そして戦争終結後の1865年12月、憲法修正第13条の批准によって、奴隷制は法的にも正式に廃止されることとなったのです。