第一次世界大戦(1914年~1918年)において、アメリカ合衆国は当初中立の立場を取っていましたが、後に連合国側として参戦し、戦争の帰趨を大きく左右する存在となりました。ここでは、アメリカの参戦から大戦終結までの流れを解説します。
アメリカの第一次世界大戦への参戦
開戦当初、アメリカは中立を維持していましたが、ドイツによる無制限潜水艦作戦や、ドイツがメキシコにアメリカ攻撃を提案したとされる「ジンマーマン電報事件」などをきっかけに、対独姿勢を強めていきました。そして1917年4月6日、ウィルソン大統領のもとでアメリカは正式にドイツへ宣戦布告し、連合国側として第一次世界大戦に参戦しました。
第一次世界大戦の終結と連合国の勝利
アメリカ軍の大量かつ本格的な投入により、戦況は次第に連合国有利へと傾いていきます。そして1918年11月11日午前11時、ドイツとの間で休戦協定(アルミスティス)が調印され、第一次世界大戦は連合国側の勝利をもって終結しました。さらに翌1919年にはヴェルサイユ条約が締結され、正式な講和が成立しています。
第二次世界大戦との混同に注意
しばしば混同されがちですが、アメリカが日本の真珠湾攻撃を受けて参戦したのは、第一次世界大戦ではなく第二次世界大戦です。1941年12月7日の真珠湾攻撃を受け、アメリカは翌12月8日に日本へ宣戦布告し、太平洋戦争を含む第二次世界大戦に本格的に巻き込まれていきました。
まとめ
第一次世界大戦では、アメリカは1917年4月に参戦し、1918年11月11日の休戦によって連合国側の勝利が確定しました。一方、真珠湾攻撃による対日参戦は1941年の第二次世界大戦における出来事であり、両者を区別して理解することが重要です。