北米の歴史

1943年Sニッケル硬貨の価値はいくら?状態別価格表を徹底解説

1943年Sニッケルの価値一覧

1943年にサンフランシスコ造幣局(S)で鋳造されたジェファーソン・ニッケルは、第二次世界大戦中に発行された「戦時ニッケル」と呼ばれる希少性の高い硬貨です。通常のニッケルとは異なり、ニッケルを軍需産業に回すため、35%の銀を含む合金で作られており、その分だけ額面以上の価値を持っています。

以下は、保存状態(グレード)別の1943年Sニッケルのおおよその市場価格です。

状態別価格表

グレード(状態)価格(米ドル)
Good(並品)$1.55
Fine(美品)$2.02
Very Fine(極美品)$3.57
Extra Fine(準未使用近傍)$5.14
About Uncirculated(ほぼ未使用)$10.25
Uncirculated(未使用)$20.45

グレードの目安

Good:摩耗が進んでいますが、主要なデザインや文字は判別できる状態です。
Fine:全体的に摩耗していますが、細部のディテールがまだ残っている状態です。
Very Fine:軽度の摩耗のみで、デザインの大部分がはっきりと残っている状態です。
Extra Fine:ごくわずかな接触痕がある程度で、ほぼ完全なディテールが保たれた状態です。
About Uncirculated:流通による傷がほとんどなく、元の光沢が大部分残っている状態です。
Uncirculated:一度も流通していない未使用品で、鋳造時の輝きがそのまま残る最高グレードです。

Sミントマークの見分け方

1942年から1945年にかけて発行された戦時ニッケルでは、従来とは異なり、建物モンティチェロの真上に大きなミントマークが刻印されているのが特徴です。裏面を見て「S」の刻印があれば、それはサンフランシスコ造幣局製であることを示します。

価値を高めるポイント

銀含有量があるため、どのグレードでも額面の5セントを大きく上回る価値があります。特に未使用(Uncirculated)に近い状態のものはプレミアムが付きやすく、専門的な鑑定(PCGSやNGCなど)を受けることで、さらに正確な評価と高い査定額につながる可能性があります。コレクションや売却を検討する際は、硬貨を素手で直接触れず、傷をつけないよう適切に保管することをおすすめします。