北米の歴史

アメリカの独立を確認した条約はどこで調印されたのか?パリ条約の全貌

アメリカ合衆国の独立を正式に確認した条約は、1783年9月3日にフランスのパリで調印されました。この条約は「パリ条約(Treaty of Paris)」と呼ばれ、アメリカ独立戦争を正式に終結させた歴史的な文書です。

パリ条約とは何か?

パリ条約は、アメリカ合衆国とイギリス(グレートブリテン王国)との間で締結された平和条約です。この条約によって、イギリスはアメリカ合衆国を主権を持つ独立国家として正式に承認しました。

調印の場所と日付

調印は1783年9月3日、パリ市内のヤコブ通り56番地にあるヨーク・ホテル(Hôtel d'York)で行われたとされています。イギリス側の代表デヴィッド・ハートリーと、アメリカ側の代表ジョン・アダムズ、ベンジャミン・フランクリン、ジョン・ジェイが署名しました。

条約の主な内容

  • イギリスによるアメリカ合衆国の独立承認
  • ミシシッピ川までを西の国境とする領土の確定
  • ニューファンドランド沖での漁業権の付与
  • 戦争中に没収されたロイヤリスト(王党派)財産の返還に関する取り決め

歴史的な意義

1776年の独立宣言から7年後、パリ条約の締結によりアメリカ合衆国は国際的にその存在を認められることになりました。なお、予備交渉は1782年11月30日にすでに行われており、最終的な調印が翌年9月に行われたという経緯があります。