北米の歴史

「レッドネック」という言葉の由来は?起源にまつわる主な3つの説

アメリカ英語で田舎者や南部の白人労働者を指す言葉として知られる「レッドネック(redneck)」。この言葉がどのように生まれたのかについては、いくつかの有力な説が存在します。ここでは、最もよく知られている3つの説をご紹介します。

1. 日焼け説

最も広く知られているのがこの説です。18世紀のアメリカ南部では、農夫や労働者たちが炎天下のもとで長時間働くことが多く、その結果、首が日焼けで赤く染まっていました。この様子から「レッドネック(赤い首)」と呼ばれるようになったというものです。

2. 銅鉱山説

もう一つの説は、20世紀初頭のモンタナ州バット(Butte)の銅鉱山労働者に由来するというものです。鉱夫たちは空気中に舞う銅の粉塵の中で作業をしていたため、首が赤くなり、これが言葉の起源になったとされています。

3. 南北戦争説

さらに、南北戦争が起源だという説もあります。北軍(ユニオン軍)の兵士たちは、首に赤いバンダナを巻いていた南軍(南部連合軍)の兵士を「レッドネック」と呼んだと言われています。

正確な起源は謎のまま

いずれの説にも一定の説得力がありますが、「レッドネック」という言葉の正確な起源は今なお確定していません。これらはあくまで提唱されている説の一部であり、実際には複数の要因が重なって言葉として定着した可能性もあります。