北米の歴史

ノースカロライナ州が合衆国を脱退したのはいつ?南北戦争期の歴史を解説

ノースカロライナ州の連邦脱退は1861年5月20日

ノースカロライナ州(NC)がアメリカ合衆国(連邦)から脱退したのは、1861年5月20日です。南北戦争の直前、同州は南部諸州の中でも比較的遅くまで連邦残留を模索していましたが、最終的にアメリカ連合国(南部同盟)側に加わることを決めました。

建国当初からの州としての歴史

ノースカロライナ州は、アメリカ独立以前にイギリス領として栄えた「13植民地」の一つです。1776年の独立宣言以降、合衆国の原初の州として長い歴史を歩んできました。

脱退に至った背景

1860年から61年にかけて、奴隷制をめぐる北部と南部の対立が激化し、サウスカロライナ州を皮切りに南部諸州が相次いで連邦を離脱していきました。

ノースカロライナ州では当初、連邦にとどまるべきだという意見が強く、すぐには脱退に踏み切りませんでした。しかし、1861年4月にサムター要塞の戦いが勃発し、エイブラハム・リンカーン大統領が反乱鎮圧のため各州へ義勇兵の提供を求めると、世論は一転します。「兄弟州に武器を向けることはできない」という声が広まり、同州は1861年5月20日に脱退条例を採択し、南部同盟へ加盟しました。

戦後、合衆国への復帰

1865年に南北戦争が終結すると、ノースカロライナ州は再建(レコンストラクション)の時代を迎えます。軍政下での再編を経て、1868年7月4日に合衆国への復帰が認められました。

まとめ

ノースカロライナ州は13植民地の一つとして、建国以来アメリカの歴史と深く関わってきた州です。南北戦争期には1861年5月20日に一度連邦を離れましたが、1868年に合衆国へ復帰し、現在に至っています。