北米の歴史

バッファローヘッドニッケルの価値はいくら?希少な年号と高額査定のポイントを解説

バッファローヘッドニッケルとは

バッファローヘッドニッケル(バッファロー・ニッケル)は、1913年から1938年にかけてアメリカ合衆国で鋳造された5セント硬貨のシリーズです。

表面にはネイティブ・アメリカンの首長の横顔が、裏面にはアメリカバイソン(バッファロー)が描かれており、彫刻家ジェームズ・アール・フレイザーによる美しいデザインで知られています。

価値を左右する2つの要素

バッファローヘッドニッケルの価値は、主に「保存状態」と「希少性」によって決まります。

一般的な年号や状態のものでも1ドル前後から取引され、状態が良く希少性の高いものは50ドル以上の値がつくこともあります。

特に価値が高いバッファローヘッドニッケル

1913年「タイプ1」

シリーズ最初の年にあたる1913年に鋳造されたタイプ1は、裏面のバイソンが台地の上に立つ、浮き彫りが高いデザインが特徴です。

このタイプはコレクターの人気が高く、50ドルから100ドル以上の価格で取引されることがあります。

1921年発行のニッケル

1921年は発行枚数が非常に少なく、コレクターの間で「セミキーデイト」と呼ばれる人気の年号です。

状態にもよりますが、15ドルから35ドル程度の価値があり、保存状態の良いものはさらに高額になります。

1937-D「三本足のバッファロー」

有名なエラーコインとして知られるのが、デンバー造幣局で鋳造された「スリーレッグド・バッファロー(三本足のバッファロー)」です。

金型の不具合により、裏面のバイソンの前脚が欠けて見えることからこの名が付きました。10ドルから25ドル程度から取引されますが、状態によっては数百ドル以上になることもある注目のコインです。

まとめ

バッファローヘッドニッケルは、歴史的な背景と美しいデザインから、コレクターに人気の高いシリーズです。

その価値は保存状態と希少性によって大きく異なります。手元に古い5セント硬貨がある場合は、まず年号や造幣局のミントマーク、傷や摩耗の有無を確認してみるとよいでしょう。