ニューハンプシャー州は南北戦争で北軍(連邦)側だった
結論から言うと、ニューハンプシャー州は南北戦争(1861年〜1865年)において北軍、すなわち連邦政府側(Union)に属していました。同州は建国以来、「自由の州」としての伝統を持ち、奴隷制を巡る対立の中で南軍(南部連合)とは真っ向から対立する立場を取りました。
数千人の兵士を北軍へ送り出す
開戦後、ニューハンプシャー州は数千人規模の兵士を北軍に送り込みました。人口30万人余りの小さな州でありながら、複数の志願歩兵連隊を編成し、東部戦線を中心に各地の戦場で戦っています。州全体が戦争遂行を支え、連邦維持のために重要な役割を果たしました。
州ゆかりの著名な将軍たち
ニューハンプシャー州は、ギルマン・マーストン(Gilman Marston)准将をはじめとする著名な軍人も輩出しました。マーストンは州出身の政治家兼軍人で、南北戦争では北軍の准将として前線で活躍した人物です。
また、州の軍事史上で特筆されるのがジョン・スターク(John Stark)将軍です。スタークはアメリカ独立戦争の英雄として名高く、彼の言葉が州のモットー「Live Free or Die(自由なくば死を)」の由来となりました。南北戦争の時点ですでに他界していましたが、その不屈の精神は北軍の兵士たちに受け継がれたとされています。
まとめ
ニューハンプシャー州は南北戦争中、一貫して北軍(連邦)側に立ち、多数の兵士と有能な指揮官を戦争に送り出しました。小さな州ながらも、連邦の存続のために大きな貢献を果たした州といえるでしょう。