北米の歴史

アメリカ合衆国に49番目・50番目に加盟した州は?アラスカとハワイの名前と歴史を解説

現在50州で構成されるアメリカ合衆国ですが、最後に連邦(ユニオン)へ加わったのはどの州なのでしょうか。結論から言うと、49番目の州が「アラスカ州」、50番目の州が「ハワイ州」です。どちらも1959年という同じ年に加盟しており、アメリカ史上でも特別な存在となっています。

49番目の州:アラスカ州(Alaska)

アラスカ州は1959年1月3日に、合衆国49番目の州として正式に加盟しました。アラスカは1867年、当時のアンドリュー・ジョンソン政権下でロシア帝国から約720万ドルで購入された土地です。当時は「氷の箱(Seward's Icebox)」などと揶揄されましたが、後に金鉱や石油などの豊富な資源が発見され、その価値が大きく見直されることになりました。

50番目の州:ハワイ州(Hawaii)

ハワイ州は1959年8月21日に、合衆国50番目かつ最新の州として加盟しました。ハワイはもともと独立王国でしたが、1898年にアメリカが併合し、準州(Territory of Hawaii)としての期間を経て州昇格を果たしました。太平洋の要衝として戦略的にも重要な位置づけにあり、観光業や農業が経済の柱となっています。

2つの州が同年に加盟した背景

アラスカとハワイが同じ1959年に州となったのは偶然ではありません。冷戦期のアメリカにとって、北極圏に近いアラスカは防衛上の拠点として、太平洋中央のハワイは軍事・戦略上の要衝として、それぞれ重要な意味を持っていました。このような地政学的な事情が、両州の州昇格を後押ししたとされています。

まとめ

  • 49番目の州:アラスカ州(1959年1月3日加盟)
  • 50番目の州:ハワイ州(1959年8月21日加盟)

以降、アメリカ合衆国の州数は50のままであり、新たな州が加わる動きは実現していません。首都ワシントンD.C.やプエルトリコの州昇格議論がありますが、現時点でハワイが「最も新しい州」であり続けています。