北米の歴史

ベンジャミン・フランクリンがフィラデルフィアで創設しなかったものとは何か?

ベンジャミン・フランクリンは、ペンシルベニア大学の創設者ではありません。フランクリンは後に同学の理事(トラスティー)を務めるなど深い関わりを持ちましたが、大学の「始まり」そのものは、別の人物による計画から生まれたのです。

大学の起源はウィリアム・スミス牧師の計画

ペンシルベニア大学の前身となる構想を打ち出したのは、フィラデルフィア・カレッジの学長(プロヴォスト)を務めていたウィリアム・スミス牧師でした。スミスは、地元で名を知られた有力な市民7名と協力し、高等教育機関を設立するための計画を策定します。こうして誕生した学校が、時代を経て現在のペンシルベニア大学へと発展していきました。

フランクリンと大学の関係

フランクリン自身は大学の創設メンバーには含まれていませんが、後年になって理事として運営に携わるようになりました。フィラデルフィアにおいて図書館や消防組織、病院など数多くの公共機関の設立に関わったフランクリンにとって、この大学もまた縁の深い存在となったのです。

つまり、「フィラデルフィアでフランクリンが始めなかったこと」として挙げられるのが、ペンシルベニア大学の創設です。その発端を作ったのは、スミス牧師と7人の市民たちの計画だったという点がポイントとなります。