北米の歴史

ノースカロライナ州に最初に定住した白人入植者は誰?ウィリアム・ドラモンドの足跡

ノースカロライナ州初の白人入植者

ノースカロライナ州に最初に永住したヨーロッパ人入植者として知られているのは、スコットランド出身の測量士兼探検家であるウィリアム・ドラモンド(William Drummond)です。

1653年、ドラモンドは現在のノースカロライナ州北東部を流れるチョワン川(Chowan River)のほとりに居を構えました。これが、同州におけるヨーロッパ人による最初の恒久的な入植とされています。

ウィリアム・ドラモンドとはどんな人物?

ドラモンドはスコットランド出身の測量士であり、探検家でもありました。17世紀半ばのアメリカ東海岸では、バージニア植民地を拠点とした開拓の波が南へと広がりつつありました。ドラモンドはその流れの一環として、新たな土地を求めてバージニアから南へ移住した先駆者の一人です。

チョワン川流域への入植とその意義

チョワン川はアルベマール湾(Albemarle Sound)に注ぐ河川で、肥沃な土地と豊かな水産資源に恵まれた地域でした。この一帯はやがてノースカロライナ植民地の中核となる「アルベマール地区」として発展していきます。

ドラモンド自身もその後、アルベマール植民地の初代総督に任命されるなど、ノースカロライナ初期の歴史において重要な役割を果たしました。彼の入植は、後のノースカロライナ州の形成につながる歴史的な第一歩だったのです。