オセアニアの歴史

1901年のオーストラリア連邦発足後、初代首相を務めたのは誰?

オーストラリア初代首相はエドマンド・バートン

1901年のオーストラリア連邦発足後に最初の首相を務めたのは、エドマンド・バートン(Edmund Barton)です。彼は1901年1月1日の連邦成立とともに初代首相に就任し、1903年9月24日までその職を務めました。

連邦運動の中心人物

バートンは、それまで独立していたイギリス領植民地をひとつの国家へと統合する「連邦運動(Federation Movement)」の中心的な指導者のひとりでした。彼の尽力により、ニューサウスウェールズ、ビクトリア、クイーンズランド、南オーストラリア、西オーストラリア、タスマニアの各植民地が連邦として結集し、近代的なオーストラリア国家が誕生しました。

首相退任後の足跡

首相在任期間は約2年9か月と比較的短いものでしたが、その間にバートンは白豪主義に基づく移民制限法や関税制度など、新生オーストラリアの基盤となる重要な法律の整備を進めました。首相を退任した後は、新設されたオーストラリア高等裁判所の初代判事のひとりに任命され、司法の分野でも国の礎を築く役割を果たしました。