答えは「ジョージア植民地」――国王ジョージ2世にちなむ名前
イギリスにゆかりのある名前を持つ北米植民地として知られるのがジョージア(Georgia)植民地です。その名前は、当時のイギリス国王ジョージ2世(King George II)にちなんで付けられました。なお、ジョージアの名称は特定の港ではなく、国王の名前そのものが由来である点が大きな特徴です。
1732年、「ジョージア」という名前が選ばれた理由
1732年、植民地の創設者であるジェームズ・エドワード・オグルソープ(James Edward Oglethorpe)が、ジョージ2世への敬意を込めて「ジョージア」という名前を選びました。この名前には、新しく生まれる植民地からイギリス王室への忠誠心を示すという意味も込められていました。
トラスト(信託理事会)の設立と王室勅許状
ジョージアの開拓事業は、ジョージ2世が設立した「ジョージア・トラスト」と呼ばれる組織によって監督されていました。オグルソープはその指導者であり、北米の植民地からイングランドへ渡り、ジョージ2世と謁見しました。その結果、国王はジョージア植民地の設立を認める王室勅許状を下賜し、植民地建設が正式にスタートすることとなりました。
まとめ
こうして誕生したジョージア植民地は、創設者の故国イギリスと国王への忠誠の象徴として名付けられました。現在ではアメリカ合衆国南東部の州として知られており、その州名の由来をたどると、18世紀における王室との深い関わりに行き着きます。