オセアニアの歴史

マサチューセッツ植民地は中間植民地?13植民地の分類をわかりやすく解説

マサチューセッツ植民地は中間植民地ではない

結論からお伝えすると、マサチューセッツ植民地は中間植民地(ミドル・コロニーズ)ではありません。マサチューセッツは、北米東部に位置する「ニューイングランド植民地」のひとつとして分類されます。

イギリス領アメリカ13植民地は、地理的・経済的な特徴によって大きく3つの地域に分けられます。それぞれの特徴を理解すると、マサチューセッツがどこに属するのかが明確になります。

中間植民地とはどの地域か

中間植民地とは、13植民地の中ほど、すなわち北部と南部の間の地域に位置していた植民地群のことです。該当するのは次の4つの植民地です。

・ニューヨーク植民地
・ニュージャージー植民地
・ペンシルベニア植民地
・デラウェア植民地

これらの地域は肥沃な土地に恵まれ、穀物生産が盛んだったことから「パン食料庫植民地」とも呼ばれてきました。また、多様な民族や宗教を受け入れる寛容な風土でも知られています。

マサチューセッツが属するニューイングランド植民地

一方、マサチューセッツは最北部の「ニューイングランド植民地」に含まれます。この地域には、マサチューセッツのほかに以下の植民地が属していました。

・ニューハンプシャー植民地
・コネチカット植民地
・ロードアイランド植民地

ニューイングランド地方は岩が多く冷涼な気候のため大規模な農業には不向きで、漁業、造船業、貿易などが経済の中心となりました。また、ピューリタン(清教徒)たちが宗教的自由を求めて入植した歴史を持つ点も大きな特徴です。

まとめ

マサチューセッツ植民地は中間植民地ではなく、ニューイングランド植民地のひとつです。中間植民地に分類されるのは、デラウェア、ニュージャージー、ニューヨーク、そしてペンシルベニアの4つです。13植民地を地域ごとに整理しておくと、アメリカ独立戦争前夜の歴史や各植民地の特色を学ぶ際に非常に役立ちます。