「ハワイの1ドルコイン」というと、ハワイ州を記念して発行された特別な硬貨をイメージされる方も多いかもしれません。しかし結論からお伝えすると、アメリカ合衆国は現在、ハワイ州専用に鋳造された1ドル記念硬貨を発行していません。そのため、いわゆる「ハワイの1ドルコイン」の市場価値を査定することはできません。
なぜハワイの1ドル記念硬貨は存在しないのか?
アメリカ造幣局(US Mint)が発行してきた1ドル硬貨には、サカガウィア1ドル硬貨や大統領1ドル硬貨、先住民族をテーマにした1ドル硬貨などがありますが、これらは特定の州をモチーフにしたものではありません。州ごとの記念硬貨として広く知られているのは「50州25セント硬貨プログラム(50 State Quarters Program)」であり、こちらの対象はあくまで25セント硬貨(クォーター)でした。
ハワイに関連する公式記念硬貨:2008年ハワイ州クォーター
ハワイをテーマにした公式の記念硬貨をお探しの場合、最も代表的なのが2008年に発行されたハワイ州25セント硬貨です。裏面にはハワイ王国初代国王カメハメハ1世の姿と、「UA MAU KE EA O KA ʻĀINA I KA PONO(大地の命は正義の中に永遠なり)」というハワイ語の格言、そして「HAWAII 1959」の文字が刻まれています。
ハワイ州クォーターのおおよその価値
一般的に流通しているものであれば、額面の25セント(日本円で約35〜40円相当)程度の価値にとどまります。一方で、未使用のまま保管されたもの、ミントセットやプルーフ版、貴金属を用いたプレミアム版などは、保存状態や希少性によって多少のプレミアムが付くことがあります。
まとめ
ハワイ州を記念した1ドル硬貨は現時点で存在しないため、その価値を評価することはできません。ハワイゆかりのアメリカの記念硬貨を収集したい場合は、2008年発行のハワイ州クォーターが最も手軽で人気のある選択肢です。購入や収集の際は、硬貨の状態(グレード)、発行年度、希少性をしっかり確認することをおすすめします。