9.11同時多発テロの実行犯は「アルカイダ」
2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ(通称:9.11)を実行したのは、当時アフガニスタンを拠点としていた国際テロ組織「アルカイダ(al-Qaeda)」です。
オサマ・ビンラディン率いるアルカイダのメンバーは、乗客を乗せた民間旅客機4機をハイジャックしました。このうち2機がニューヨークの世界貿易センター(ワールドトレードセンター)の北棟と南棟に激突し、両タワーはまもなく崩壊。近隣の7号館も火災の結果、倒壊しました。
事件の概要と犠牲者数
この一連のテロにより、航空機の乗客・乗員、現場で救助活動にあたった消防士や警察官を含む2,977人が命を落としました。これはアメリカ史上最悪のテロ事件とされています。
残りの2機のうち1機は、ワシントンD.C.の国防総省本庁舎「ペンタゴン」に突入しました。もう1機は乗客の抵抗により標的へ到達できず、ペンシルベニア州の野原に墜落しています。
事件後の世界的な影響
アメリカ政府はアルカイダを匿っていたアフガニスタンのタリバーン政権に身柄の引き渡しを要求しましたが、要求が受け入れられなかったため、同年10月にアフガニスタンへの軍事介入(アフガニスタン戦争)を開始しました。
首謀者とされたビンラディンは約10年間の逃亡生活の末、2011年5月にパキスタン国内で米軍によって殺害されました。9.11テロは、その後の国際社会におけるテロ対策や安全保障政策を根本から変える転換点となりました。