「元の13植民地を引き継いだ植民地は何か?」という疑問に対する答えはシンプルです。そのような植民地は存在しません。アメリカ合衆国となった当初の13植民地は、他のどの植民地にも引き継がれることなく、独自の歴史を歩みました。
13植民地の独立への道
北米大陸東岸に位置していた13のイギリス植民地は、1776年7月4日の独立宣言を機に、イギリスからの分離を求めて戦い始めました。その後、アメリカ独立戦争(1775年〜1783年)を経て、1783年のパリ条約によって、イギリスは正式にこれらの植民地の独立を承認しました。
新しい国家「アメリカ合衆国」の誕生
独立を果たした13植民地は、それぞれが主権を持つ州へと移行し、連合規約、そして1787年の合衆国憲法の制定を通じて、一つの新しい国家——アメリカ合衆国(United States of America)——を形成していきました。
最初の13州とは?
独立当時の13植民地は、以下の州の基礎となりました。
- デラウェア
- ペンシルベニア
- ニュージャージー
- ジョージア
- コネチカット
- マサチューセッツ
- メリーランド
- サウスカロライナ
- ニューハンプシャー
- バージニア
- ニューヨーク
- ノースカロライナ
- ロードアイランド
まとめ
つまり、13植民地は他の勢力や植民地に支配権を譲ったのではなく、自らの力でイギリスから独立し、世界初の近代的共和制国家の一つであるアメリカ合衆国を建国したのです。「引き継ぎ」というより、「独立と建国」こそがこの歴史の本質だと言えるでしょう。