第一次世界大戦におけるアメリカの同盟国とは
第一次世界大戦(1914年~1918年)において、アメリカ合衆国は1917年に参戦し、「連合国(協商国)」側として戦いました。当時アメリカと同じ陣営に属していたのは、ヨーロッパ諸国を中心に、アジアや南米の国々まで多岐にわたります。
ここでは、第一次世界大戦でアメリカと同盟を組んだ主な国々を、参戦の時期や役割とあわせてご紹介します。
連合国の中核となった主要国
フランス
開戦当初からドイツと対立し、西部戦線の主戦場となった国です。連合国陣営の中核を担い、アメリカ軍もフランス国内で多くの戦闘に参加しました。
イギリス
フランスと並ぶ連合国の中心的存在です。世界最大級の海軍力を背景に海上封鎖を行い、ドイツ経済への圧力を強めました。
ロシア帝国
開戦当初から東部戦線でドイツ・オーストリア=ハンガリーと戦いましたが、1917年のロシア革命により戦線を離脱しました。
日本
日英同盟に基づき、開戦直後の1914年8月にドイツへ宣戦布告。中国の青島や太平洋のドイツ領諸島を占領するなど、主にアジア・太平洋方面で連合国側の作戦を担いました。
その他の連合国加盟国
セルビア
開戦の引き金となったサラエヴォ事件の関係国として、開戦当初からオーストリア=ハンガリーと交戦しました。
ベルギー
ドイツ軍の侵攻を受け、中立を破られて開戦当初から連合国側で戦った国です。
イタリア
当初は三国同盟の一員でしたが、1915年に連合国側へ鞍替えして参戦しました。
ルーマニア
1916年に連合国側として参戦しました。
ギリシャ
国内の対立を経て、1917年に連合国側へ加わりました。
中華民国(中国)
1917年にドイツへ宣戦布告し、直接的な戦闘こそ少なかったものの、多数の労働者を欧州戦線へ派遣して連合国を支援しました。
ブラジル
1917年にドイツへ宣戦布告し、南米から唯一本格的に参戦した国として知られます。
まとめ
第一次世界大戦でアメリカと同盟を組んだのは、フランス、イギリス、ロシア帝国、日本をはじめ、セルビア、ベルギー、イタリア、ルーマニア、ギリシャ、中国、ブラジルなどの国々です。これらの連合国は、ドイツ・オーストリア=ハンガリー・オスマン帝国・ブルガリアからなる「中央同盟国」に対抗する形で結束しました。