オセアニアの歴史

イギリス領アメリカ植民地で最大の都市はどこ?どの植民地にあったのか解説

ボストン――英領アメリカ植民地最大の都市

イギリス領アメリカ植民地において最大の都市だったのは、マサチューセッツ湾植民地に位置するボストンです。

ボストンは17世紀の創設以来、天然の良港を活かした貿易拠点として発展し、植民地時代を通じて北米有数の商業・文化の中心地となりました。18世紀の大部分において、北米植民地で最も人口の多い都市として繁栄を続けました。

大英帝国全体でも第5位の規模

1770年当時の人口調査によると、ボストンはロンドン、ブリストル、リヴァプール、ダブリンに次ぐ、大英帝国全体で第5位の規模を誇る都市でした。海を隔てた北米の植民地都市としては、当時としては驚くべき規模だったといえます。

なお、18世紀後半に入るとフィラデルフィアが急速に成長し、やがてボストンの人口を追い抜いて植民地最大の都市になりました。それでもボストンは、アメリカ独立戦争の発端となった出来事の舞台となるなど、植民地時代の歴史を語るうえで欠かせない重要な都市の一つです。