南アメリカの歴史

トルーマンが大統領に選出されたのは何月?1948年の歴史的逆転勝利を解説

ハリー・S・トルーマンが第33代アメリカ合衆国大統領に選出されたのは、1948年11月です。同年11月2日に行われた大統領選挙において、共和党候補のトマス・E・デューイ氏を破り、歴史に残る大番狂わせを演じました。

1948年大統領選挙の経緯

この選挙は、アメリカ政治史上でも屈指の「番狂わせ」として知られています。選挙戦終盤の世論調査では、ニューヨーク州知事だったデューイ氏が圧倒的に有利とされ、多くの専門家やメディアはトルーマン氏の敗北をほぼ確定したものとして扱っていました。しかし、開票の結果、トルーマン氏は一般投票・選挙人投票のいずれでも勝利を収めました。

有名な「Dewey Defeats Truman」の誤報

この選挙で最も語られるエピソードの一つが、シカゴ・デイリー・トリビューン紙による誤報です。同紙は開票途中の段階で「デューイ、トルーマンを破る(Dewey Defeats Truman)」という見出しを一面に掲載しました。しかし実際には結果は正反対であり、当選を確信したトルーマン氏がその新聞紙を掲げて満面の笑みを見せる姿は、20世紀アメリカ政治史を象徴する有名な一枚写真となっています。

トルーマンの歩み

トルーマン氏はもともとフランクリン・D・ルーズベルト大統領のもとで副大統領を務めており、1945年にルーズベルト氏が在任中に死去したため、第33代大統領に昇格していました。1948年の選挙での勝利により、国民からの正式な信任を得て政権を継続することとなり、その後のマーシャル・プランや NATO 創設など、冷戦初期の重要政策を主導することになります。